さまざまな病気がたくさんの人たちの身体を蝕んでいますが、
その多くは、血液の汚れが原因にあります。
血液を正常に戻すために、たくさんのお薬が処方されています。
確かに、お薬で症状を緩和することは大切です。
でも、ゆくゆくは、お薬をのまなくてもいい状態にしたいですね。
血液は、腸から栄養と酸素をもらっています。
腸が汚れていると、血液も汚れてしまいます。
反対に、腸をきれいに保てれば、血液もきれいになるのです。
身体の喜ぶおいしい栄養をたくさん蓄えた血液は、
サラサラで、約40秒間で身体のすみずみまで駆け巡り、
細胞たちに、おいしい栄養をおとしていきます。
腸をきれいにして、健康な身体をとりもどしましょう。
腸もみは、そのための効果的なサポートをします。
私たちの腸は、いつでも、私たちが意識を向けて、
大切に扱うことを待っています。
おへその下辺りは昔から「下丹田」と呼ばれ、
身体をしめたりゆるめたりする大切な場所と考えられています。
また、「腹部神経叢」といい自律神経の要の場所でもあります。
ここを丁寧にマッサージすることで、
副交感神経が全身を覆い、心身共にリラックスしていきます。
副交感神経が優位に立つことで、
日ごろ優位に立っている交感神経を休め
自律神経のバランスを整えていきます。
自律神経のバランスが整っていると、
夜はぐっすりと眠り、朝はすっきりと目覚めます。
血液の中の免疫のバランスを左右するのも自律神経です。
自律神経がアンバランスだと、免疫力も下がり、
心身の健康を保つことが難しくなります。
自律神経を整えることは、とても大切です。
腸が本来の健康で柔らかい丈夫な腸になると、
快腸、快便で、まず排便の悩みがなくなります。
腸壁もきれいで健康になり、腸が元気に蠕動運動をはじめます。
腸内細菌のバランスが良くなると、
血液がきれいになり、自律神経のバランスも良くなります。
また、腸には免疫細胞の80%が集まっていて、
免疫細胞が本来の役割を果たすためには、腸の健康が要なのです。
腸が健康になると、免疫力がUPして自然治癒力が高まります。
怪我をした部位の回復していく期間が短くなったり、
風邪など、ひきにくくなったり、疲れにくくなったりと、
私たちの身体が持っている自然治癒力は、
さまざまな病気から、私たちを遠ざけてくれます。
寿命をまっとうし死を迎えるその時まで、
自分のことは自分で出来る健康なからだづくり
そのために、腸が健康であることは欠かせません。